隣り合わせの涙
出会い
今日からは新しい高校生活。
うきうきしながらも不安だったせいか
昨日全然寝れなかった。
やっとのことで眠った時には
もう日にちは変わっていた
そのせいか初日に寝坊してしまう事になる
「何してるの早く起きなさい。」
お母さんの声で目が覚め
「なんでもっとはやく起こしてくれへんかったんよ−?」
「何回も起こしたのにさ−ちゃんが起きひんかったからでしょ」
荒木 紗弥那(あらき さやな)
小さい頃からさ−ちゃんと呼ばれ
続けている…
いい加減に恥ずかしい年頃だ。