愛しい遺書
「あの人になんか言ったの?」
「言った」
「何?」
「アイツもオレんだって」
「……呆れた」
「いいじゃん。間違ってねぇし」
そう言うと明生はあたしの着ているTシャツの中に手を滑り込ませ、露になっている胸を掴むと、ゆっくり寝息を立てた。
あたしはその音を子守唄のように聴きながら、深い眠りについた。
「言った」
「何?」
「アイツもオレんだって」
「……呆れた」
「いいじゃん。間違ってねぇし」
そう言うと明生はあたしの着ているTシャツの中に手を滑り込ませ、露になっている胸を掴むと、ゆっくり寝息を立てた。
あたしはその音を子守唄のように聴きながら、深い眠りについた。