空の音色

しかし、その笑顔は次第に消えていった・・・



そのうち、視界が揺れた。


目から温かいものが伝った。




結果は・・・ダメだったんだ。


分かっていたけど、やっぱり辛かった。


だって、君の断り方。


優しすぎるんだよ。




神城のこと、好きになれなかった。

ごめんね。

決して嫌いとかじゃないんだ。

だから、普通に話しかけてね。



ずっと、考えてくれてたんだね・・・




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