極上な恋をセンパイと。

そんな想いも込めて、ギュッとセンパイの服を掴む。
膝が震えて、もう自力で立っていられそうになかった。

そんなあたしに応えるように、センパイの手が腰を引き寄せてそっと頭を支えるように髪を掻き上げた。


少し強引に上を向かされて、唇にキスをされた。



「……ん」



感情に任せてるような、荒っぽいキスをあたしは必死で受け入れる。

そのままもつれるように倒れ込むと、ベッドがギシギシと軋んだ。
ちょっとだけ開いた口の隙間から舌を入れられて、たまらず逃げ出せば、それはいとも簡単に掴まってしまう。



「……は……ん……」



あたし、このまま食べられちゃうんじゃないかな。
頭から足まで、全部……。

求められてるって、そう思ってしまう情熱的なキス。


ベッドにキュッと手を押さえつけられ、そのまま頭の上まで持って行かれる。
大きな手……あたしを簡単に縛り付ける。

何度となく角度を変えて、深く重なり合って。


自然と息が上がる。
頭が、ボーっとする。

キスだけで、自分がこんなになってしまうなんて思わなくて、恥ずかしいのとセンパイにこうされてるのが嬉しくて、思わず涙腺が緩んでしまう。



「ぁ……、く……どう……セ、ンパ……」



たまらずに名前を呼んだその時、ふいにキスが止んだ。



……?

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