極上な恋をセンパイと。

シャワーを浴びて濡れた髪を乾かして、さっさとベッドにダイブ。

一日の疲れで、体がいい感じにまどろむ。
この瞬間がたまらなく好き。

間接照明で、オレンジ色に染まった天井を見上げていると、ふと浮かんだ顔。

それは、不機嫌極まりない久遠センパイ。


なんでそんなに怒ってるの?
あたし、気に障るような事……したのかな。



「ふぁあ……」



眠い……。

明日、聞いてみよう。


あたしはそのまま落ちるように、意識を手放してしまった。






< 178 / 243 >

この作品をシェア

pagetop