極上な恋をセンパイと。
シャワーを浴びて濡れた髪を乾かして、さっさとベッドにダイブ。
一日の疲れで、体がいい感じにまどろむ。
この瞬間がたまらなく好き。
間接照明で、オレンジ色に染まった天井を見上げていると、ふと浮かんだ顔。
それは、不機嫌極まりない久遠センパイ。
なんでそんなに怒ってるの?
あたし、気に障るような事……したのかな。
「ふぁあ……」
眠い……。
明日、聞いてみよう。
あたしはそのまま落ちるように、意識を手放してしまった。