「君は今、幸せですか?」





なんて、ただ俺が会うのが怖いだけ…



「威!!行くぞ!!」



拓海は俺の腕を掴んで走り出す。



「どこ行くんだよ!?」


「玲ちゃん、紹介してやるよ!」



こいつ、いつの間に連絡したんだ…
ったく…


会ったらどうすればいいんだよ…
玲もきっと俺に会ったら困るよな…



心の中ではそんなことを思っていたが、顔は無意識のうちに緩んでいく。
やっぱり会えるのが楽しみで楽しみで仕方ないのだ。





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