「君は今、幸せですか?」





「ここだぜ!!」



拓海に連れて来られたのは、莉那ちゃんとよく来るらしいレストラン。



「…やっぱいいよ…。
もともと、俺が頼んだことじゃね〜し…」



この中に入ったら玲が居ると思うと、足が動かない。



「何言ってんだよ、ここまで来て!
いつもの威らしくないぞ!」



確かに、いつもなら女の子を紹介してくれるって言われたら何も悩まずに行ってたっけか…
玲のことを忘れようと必死だからな…



でも今回は違う…
会っちゃいけない…



「早く行くぞ!!」



決心がつかないまま、俺は拓海に引っ張られレストランに入った。





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