「君は今、幸せですか?」
中に入ると、昼時だということもあってか、ある程度人が入っている。
二人で店内を見渡してると名前を呼ぶ声が聞こえた。
「拓海〜!!!」
呼ばれた方を見ると莉那ちゃんが駆け寄ってきた。
「莉那!!会いたかったよ」
「私も〜」
二人が抱き合う。
当然のごとく、店にいた全員がこちらを見る。
このバカップルめが!!!
なんて心の中で毒づいてると、莉那ちゃんが俺の方を見る。
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