「君は今、幸せですか?」
「久しぶり、威くん」
「久しぶり、莉那ちゃん」
莉那ちゃんが拓海から離れ、俺に向き合う。
「玲に手出してもいいけど遊びならやめてよね?」
「そこは手出すなって言うのが普通じゃないか?」
「ふふっ。気にしないの!
じゃあ席案内するね。」
先を歩く莉那ちゃんに着いていく
いた…
あぁ…玲だ…
下を向いていて顔ははっきり見えないが、すぐにわかった。
きっと今俺情けない顔してんだろうな。