「君は今、幸せですか?」





近づくと拓海が玲に声をかける。



「玲ちゃん、久しぶり」



「久しぶり。相変わらずだね…」


「うらやましいでしょぉ〜」



これでもかってぐらいご機嫌な莉那に拓海はキスをした。




はぁー…
またかよ…




「拓海、いい加減にしろよ…」



もうここまでくると呆れるしかないよな




「玲ちゃんもそう思うよね?」




とっさに玲に声をかけてしまった。




その時初めて玲の顔を見た。





あの時より綺麗になったな…



当たり前だよな…
あれからもう7年経つんだもんな…





< 19 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop