「君は今、幸せですか?」
あの時の俺は何もわかっていないガキだった。
頑張れば何とかなると思っていたただのガキ…
「玲~!!!」
中学最後の冬
「威!!」
お前はいつも笑顔だった。
「玲は俺と結婚するんだからな!!これは絶対だぞ!!」
そんなことを俺はいつも言っていた。
ほんと…バカなガキ…
「でも卒業したらばらばらになっちゃうんだよ…?
私は威が離れていきそうで怖い…」
「離れていくわけないだろっ!?
俺は玲がいなくなっても絶対に探し出してやる!!わかったな?」
俺がこういうといつも悲しそうな顔で笑ってたな…
あの時何を思っていた…?