「君は今、幸せですか?」
いつも莉那と来るちょっとおしゃれなレストラン。
中はテーブルごとにカーテンで区切ってあって個室っぽくなっている。
ドアから近めの席に座った。
あれっ…?
「ねぇ莉那。何で二人なのに四人席なの…」
いつもは二人で来たら、二人席に座っている。
「まぁいいじゃん、た・ま・に・は!」
莉那は語尾にハートがついてるんじゃないかと思うほど明るく言った。
怪し過ぎる…
莉那に疑いの眼差しを向けていたらレストランのドアが開いた。