魔女の涙

「ごちそうさま...」




『あれ...
もういいのかい??』


「うん....食欲...ないから。

行ってきます。」


『気を付けるんだよ。』



パタン...


静かに玄関のドアが閉まった








『はぁぁぁ、

あの子はもう心を開く事はないのかね...


両親がが居ない孤独は...

ワタシじゃあ

埋められないからねぇ...

ゴメンね...シエル...。』











ーーー魔女に感情なんか
いらない。



アタシはそれを知った時から変わったってみんな言うの...








すごく冷たい目をするようになったって。




どうして笑わなくちゃいけないの??

泣いちゃいけないのに...






魔界は矛盾してるよ.....
< 4 / 20 >

この作品をシェア

pagetop