魔女の涙
「ごちそうさま...」
『あれ...
もういいのかい??』
「うん....食欲...ないから。
行ってきます。」
『気を付けるんだよ。』
パタン...
静かに玄関のドアが閉まった
『はぁぁぁ、
あの子はもう心を開く事はないのかね...
両親がが居ない孤独は...
ワタシじゃあ
埋められないからねぇ...
ゴメンね...シエル...。』
ーーー魔女に感情なんか
いらない。
アタシはそれを知った時から変わったってみんな言うの...
すごく冷たい目をするようになったって。
どうして笑わなくちゃいけないの??
泣いちゃいけないのに...
魔界は矛盾してるよ.....