魔女の涙


『....以上で全体集会を終わります。
生徒の皆さんは3年生から順番に教室へ戻って下さい。』



『シエルすごぉーい!!
この1000人位の中から人間界に行けるなんて!
さすが優等生だねッ!!
.....??シエル...??』



「.....人間界行って何するの...??」


エチェ....行って何の意味があるの??





『一人前の魔女になったらどうせ度々行くんだから下見って所じゃなぃ??
心配いらなぃって!!』



「ん....そうだよね。有難うエチェ。」




『さてッッ!教室戻ろッッ!』







『おーい、シエル!!』




ん??




『シエル、
先生呼んでるよ!
じゃあエチェゎ先に行ってるね!』

「あ....ぅん。」





人間界行きの事...??


「何でしょうか、先生。」

『たしかシエルはもう課題を終了していたよな。

さっきの話を聞いていたなら分かるね??』

「....人間界行きの事ですか...?」
< 8 / 20 >

この作品をシェア

pagetop