こんな私でも。
ある日の体育のこと。
暑くて、運動する気になれないので、教室でさぼっていた。すると、男子もさぼってて、教室に、ちらほらいた。まぁ、何も考えずに、寝てようとしたんだけど、男子達が、さわぎ出したもんだから、うるさくて寝れない。安眠の妨害だって、怒りそうになったんだけど、男子達に並んで、一緒に外をみた。私たちの学校は、伝統のある私立校なもんだから、体操服が、ブルマのままだった。自分は、そのことを忘れていたのだ。結構な、良い眺めだった。
男子達は、はやし立てている。
「なぁ、なぁ、高良とか、よくね?」
「嫌、本田も、良いぜ」
私は、会話に混じるかかなり迷った。けど、結局はいることにした。
「いや、いや。本条みさとが、いちばんだよ!!だって、胸の大きさも、ちょうど良いぐらいに大きいし。天然だし。ブルマの、食い込み具合がたまんないよぉ~」(*=ω=)
「っえ!何で、おまえがここにいんだよ!!」
「えぇ~っとね。だるかったから教室でさぼってたんだけど、あんたらが、うるさかったから。何やってんのかな??って」
「オイ、ここであったことは、誰にも言うなよ」
男子が口々に言い出す。
「いいよ。ケド、会話にはちゃんと入れてよね☆」
「っあ、あ。」
男子は、?マークしか頭に無いようだ。すると、一人の男子が
「おまえって、変だよな。」
「っえ!どこが?」
「だってさ。男子の会話に混ざれるとか、普通じゃ無いじゃん。」
「別に、気にする事じゃないよ。ネットじゃ、普通だし。」
「てか、百合原って、男子より、女子の方がすきなんじゃ・・・。」
「それは、無い!!」
ぴしっ、と言う声に男子達は、驚いたみたいだ。
「女子は、見てる分には良いけど、男子みたいな、激しさがない!!」
私と会話している男子以外は、ドン引きだ・・・。
「はは!!あんたって、面白い奴。」
「///」
その笑顔に、私は恋に落ちた。
二次元にしか、興味になかった私に、春が来た。
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