Sweet Time
ガラ…
「せんせぇ…?」
教室に入ってみたが、誰もいない。
呼びだしておいて、いないわけ…?
ガラ…!!
ものすごい音が聞こえたと思ったら、柚子は誰かに抑えられた。
「い、やっ!!」
振り払おうとしても抵抗ができない。
「おい、鍵閉めたか?」
「?」
この声には聞き覚えがある。
うつぶせだった体制を仰向けに変えられた。
「麻原さん…」
「…安西、くん?」
安西くんは柚子にまたがっていた。よくまわりを見ると、あと4人ほどいた。その4人の中には掛谷くんや金本くんがいた。
「どういうことっ!?離してよっ!!」
男の力にはかなわない。
「暴れんなって。大人しくしてりゃ、いいんだって」
そう言うと安西くんは柚子の制服を乱暴に脱がす。