Sweet Time
「柚子、俺の家来いよ」
「うん、いいよ。…大樹の家?」
「そうだけど?」
「ねぇ、もしかして…」
「…行ってからだ」
授業も終わって大樹と一緒に帰っていた。
…家でしょ?お母さんもいるわけでしょ?ちょ…心の準備が。
と、思っているうちにもう大樹の家に到着。
「…まぁ、上がってけ。緊張しねーでいいからよ」
「お、お邪魔しまーす…」
「大樹ー?帰ってきた?おかえりー…」
う…。お母さん、登場しちゃった。
「よぉ」
「何!?大樹の彼女!?こんなかわいい子があんたの彼女なの!?もったいないわ~!!ま、ゆっくりしてってね☆」
「俺についてこい」
「かわいいお母さんだね」
「黙っとけ」
大樹のあとを着いていく。