LEVEL【番外編】
「ん…」
差し出された右手を素直に繋ぐ。
少しいやらしく指を絡められて、体は正直にビクンッと動く。
「……///」
「…ん?」
な、何その顔ぉ〜〜〜っ///
怒れないじゃん///
「俺ん家の近く坂あんじゃん?」
ドキドキしているアタシを無視?して話を始める岡田くん。
「う、うん……」
「そこ行くとさ、小さなテントがあんだよ」
「へー」
「そこがけっこう夜景綺麗なんだよ。だから代わりに行こ」
「うんっ♪」
公園から岡田くんの家は近くてすぐに家に着いた。
岡田くんの家を通りすぎて左に坂がある。
そこは真っ暗で怖い。