LEVEL【番外編】
オンナノコ
ニシベ ショウコ
【西部 翔子】
と言えば俺の幼馴染み。
幼稚園からずっと一緒で、
まぁ学校には翔子がいるのが当たり前になっていた。
家が柔道の教室をしていて翔子もかなりの実力者。
俺も幼なじみっていう理由でその柔道教室に入れさせられた。
まぁ中学2年で止めたけど。
翔子は中学のとき県大に出場するほどで、そのときは部活の女の子を本気で投げるのは可哀想だから。という理由で部活が終わりヘトヘトな俺を投げていた。
翔子は『オシャレ』と言う言葉と意味からかけ離れた存在。
翔子はいつもショートヘアーで、翔子の口から「伸ばしたい」という言葉を聞いた覚えは18年間1度も無い。
それに中学の入学する前はスカートが嫌で「学校に行かない」とまで言った。