LEVEL【番外編】
「川上」
「おー西部、おはよ」
「はよ。漢字のテキストって何ページだったっけ?」
「確か…3ページじゃなかったっけ?」
「マジで!?ヤベェ;;」
「やってねぇの?」
「1ページも;;」
「めちゃくちゃヤベェじゃん(笑)」
「でしょ!!」
「ヤベェよ(笑)今日の練習出んの?」
「出るよ?川上も出ようよ」
「えー…。」
「あたしも出るし」
「……じゃぁ…行こうかな…」
「やった!!じゃぁ組み手しようよ」
「え";;」
「何よ…」
「だって西部容赦ねぇもん;;」
「そんな事したら練習になんないじゃん」
「一応女なんだから怪我すんなよぉ?」
「一応って何よ…」
「やべっばれた;;」
「ばれるに決まってるでしょー!!」
そう言って翔子は走り出した川上を追いかけた。
「……。」
気に食わない。