LEVEL【番外編】









俺の腕にはさっきの感触がまだ残っていて、
ダウンをしたらその感覚が消えそうで、
俺はずっとイスに座っていた。







「………本当に打つの?」


「正直……不安」


「頑張れ」


「嶋田ぁー…」


「ん?」








「次の試合…ぜってぇ来る?」





「……当たり前じゃんっ!!」





そぅ…太陽みたいな笑顔で嶋田は言った。











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