LEVEL【番外編】









今日の俺は体のどこかを落としてしまった様な。

何かを忘れたような――………。



どこか不安定で、落ち着かなかった。





「ほーかごー…」





放課後を待たずにそのまま杉浦の家に行けばいいんだけど、それじゃプリントは全部集まりきっていないからダメ。







「ほらお食べ」


和成が持っていたから揚げをいただき、なんとかちょっとだけ元の世界に戻った様な;;


「うまっ」


「だろ?さっきできたばっかりだから熱々だしなっ」
和成は学食のお世話になっている生徒で、そこのおばちゃんはもぅ顔と名前と何を買うかと会に来る時間を覚えている。






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