LEVEL【番外編】









耳元でクスクスと笑うと岡田くんの髪が首をくすぐる。
それに反応して首から上を捻じるとわざとらしく甘い声で
「どうしたの?」
と囁く意地悪な悪魔。

「っ///な、何でもないっ///」





それでもクスクスと笑う岡田くん。

「〜〜っ///」

くるりと回転する視界。
「うぇっ!?」




後にあった体温は前にあって、体温の温かさが前から伝わる。
それからぎゅっと抱きしめる岡田くん。

「えっえっ…??」

「よかった………」
と優しく呟く岡田くん。

「え?」

「何でもない」



するとまたすり…と擦り寄ってくる。


「??どうしたの?」

「………何でもない」








何だか今日の岡田くんは甘えん坊(笑)











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