お嬢様と執事さん


「……お嬢様、大丈夫ですか?」


はっ!そうだ


「大丈夫、です////」


慌てて連さんから離れる


「そんなに慌てて…なにかありましたか?」


「それがその……」


チラッと後ろを見ると連さんも気づいてくれたようだ


「嗚呼、ドレスが届いたんですね」


「うん、それで選ばなきゃなんだけど、ドレスなんて着たことが無くて……
どれがいいかわからないの」


「お嬢様が気に入ったものをご試着すればよろしいのですよ」


「でも……あ!連さんが選んで?」


「私がですか?」


驚いたようでまばたきを繰り返してる


もしかして私、凄く大胆なこと言っちゃった?






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