お嬢様と執事さん
先生の待つ部屋につき、扉を開ける
「お嬢様、こちらは相川先生です」
「よろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げるお嬢様に先生も気分を良くしたようで機嫌が良かった
「でわ、パートナーは執事にお願いするわ」
「かしこまりました」
「あの、先生」
「なにかしら?」
「私、ダンス踊ったことがなくて……」
「伺っておりますわ。大丈夫です。時間はだっぷりありますので、ご安心ください」
「はいっ!」
「お嬢様」
「ん?」
「僭越ながら、私がお相手させていただきます」
「うん、よろしくね♪」