僕は君の虜~甘め短編集~



「あ…ごめんなさ…い」








衝撃



命をかけてでも謝りたくなるその表情は、僕がさせたと思うと



罪悪感が満ちあふれる



「じゃあ失礼します…!!!」


そう言って彼女は図書室を出て行く



しまった


やりすぎた



自分がした事の重大さに、今さらわきあがる後悔


遅い


後悔なんて遅い



僕も雪那ちゃんを追って図書室からでる







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