僕は君の虜~甘め短編集~
Lesson・3
次の日の夜、私はボーッとしていた
要先輩…
要先輩はああいってくれたけど、私先輩に酷い事沢山言ったんだよ?
そんな私が要先輩と花火大会にいく資格なんて…きっとない
そこにピンポーンと玄関のチャイムが鳴る
「はーい。」
親がいなかったので、慌てて出るとそこには雅紀が立っていた
「雪ちゃん、迎えにきたよ。」
「あ…、雅紀。」
「浴衣じゃないんだね、残念。
さっ、行こっ!」
雅紀は私の手をつないで、外に連れ出す