桜が咲いたら
剛は、黙って傍にいてくれる。

剛なりの優しさなのかな?

全てが愛おしい。

剛の顔

剛の声

剛の目……

剛の何でも好きになれる。

そんな自信

何の価値もないんだろうな…

そう思うと

寂しくなる。

そう思うと

虚しくなる。

あたしが

剛を想っていたことって

無駄だったのかな…

って…

思えてくるよ。

ねえ…

違うよね?

ねえ…

無駄なんかじゃなかったよね?
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