運命 桜散る頃に
霧恵の姿が見えなくなると、怜斗は桜の木に向かった



満咲…卒業したぞ

お前の分まで生きるから、見ててくれよな……


(怜……卒業おめでとう…)


聞き慣れた懐かしい声とともに、桜の花が笑った気がした



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