運命 桜散る頃に
しかし満咲の意志は変わらなかった

そんな満咲に怜斗は負けて一つ条件を出した

「怜… 怜って呼ぶなら謝ってやるよ」

その言葉に満咲は戸惑った

そして霧恵を見上げた

「さっきのは本心じゃない…から」

満咲から目を離して霧恵はそう呟く様に言った

満咲は優しく霧恵に笑いかけてごめんなさい、と小さく呟いた






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