運命 桜散る頃に
「お母さんお父さん 行ってきます」


ついに待ちに待った日曜日がきて満咲は笑顔でそう言うと家を出た


外に出ると怜斗が門に寄りかかっていた


「怜 おはよう」


「行くぞ」


怜斗は満咲の手を引いて歩きだした


「付き合ってほしい所ってどこかなぁ?
昨日聞いてもたけど霧恵さん答えてくれなかった」


満咲は気になって霧恵にメールで聞いてみたがお楽しみ、と言って教えてもらえなかったのだ





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