運命 桜散る頃に

不治の病

次の日ちゃんと学校に行った満咲は理由を聞こうと迫る霧恵を抑えて学校帰りに近くのカフェに寄った


「で、話してくれるの?」


「はい 全てお話します」


やっと、というように霧恵が言った質問に満咲は微笑みながら返した


もちろん怜斗も来ているわけで、怜斗は心配そうに満咲を見ていた


「休んだ理由は…とりあえず風邪です」


ぽつぽつと一言ずつ話し出した満咲に霧恵は一言も逃すまいと必死に耳を傾けた
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