運命 桜散る頃に
満咲の父、陽太も入れた三人で話し合った結果満咲には言わないでおく、と言うことで千代と陽太は病院を後にした。


「桜が…咲いてるわね」


千代が小さく問いかけるように呟いた


今はまだ四月の始まりで、桜は少し散りながらも美しく咲いていた


千代の呟きを聞き取った陽太もそうだな…、と呟いた


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