運命 桜散る頃に
学園祭当日


校内はこれでもか、と言うほど賑わっていた


そう言えば霧恵さんも気合い入ってたな~


満咲はクラスの出し物には参加しないため、2年のクラスのある方へと足を進めていた


お化け屋敷


そう書かれた看板に、満咲は目を止めた


なんとなくそこに近づいた満咲だが、そこで、見たことのある人物を発見した


「霧恵さん?」


お化け屋敷と書かれた看板の近くに、可愛い…と言うより派手な露出の多い服を着て呼びかけている霧恵の姿があった


「あっ満咲ちゃん!」


霧恵は満咲の声に気づいて、手招きをした
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