危険な教師~俺様を挑発してみな?やれるならな?~【②】
麻美は実の妹で、たつやも知ってる。だから、あえて言えなかった。たつや達には…付き合ってた事…



言ったら、軽蔑されるだろ?だから…言えなかった。



それに、たつやは、女なんて居なくても気にしないタイプだったし。



「俺だったら…」



「?」



「現場を見たら、別れるな」



「現場!?」



俺の場合しっかりみちゃったんだよな?現場を…だから、すぐに別れた。



「ああ…二股している現場をな?」



もう一つのサンドイッチを掴み俺は、たつやを見る。



「そしたら、二股が嘘だったら寄り戻すし。二股してたら、ソッコウ別れるな!俺は…」



そう言って俺は、サンドイッチを頬張った。
口の中に甘みが広がる。



げっ…これ生クリームか?甘ったるりい。でもいっか。茶で流し込めば…



横にたつやが置いてくれた茶を飲み干すと、俺は立ち上がった。
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