小さな恋
「ってか俺彼女欲しいよー
最近キスもまともにしてねぇ」

「はははー
どんまいだね
親指と人差し指くっつけてそこにでもしてたら」


そんなしょーもない会話を2時間ずっと話してた

そしたら
「私で良かったらチューしてあげるよ」

いきなり言われて焦ったが冷静をよそおった
なぜなら由美なら冗談で普通にそーゆー事を言うからだ

「そんな事言うとホントにするぞ」
笑いながら答える

「する勇気もないくせに」

チュッ

気付いたらキスをしてた…
何度も何度も




今思えばあれが由美と最初のキスだった
最悪やな…

まぁ小心者の俺は落ち着きを取り戻した時には必死で謝っていた

あの時由美は気にしてないよって言ってたけどホントはどーなんだろ

怒ってたよな

そのまま謝り続けながら家まで送った
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