《短編》危険な彼氏!
帰りに慶介が私を呼び止めた。
「杏奈…」
「なに?」
「あのさ、これ……」
そう言うと慶介はポッケからなにやら小さな箱を私に渡した。
「開けてみて…」
「うん」
なんだろってわたしはウキウキ~
でも中を見た瞬間涙がでたんだ。
「慶介…これ…」
「貸して?」
そう言うと慶介は私の薬指に指輪をはめた
そして
「杏奈…高校卒業したら俺と結婚して?」
また涙がでる。
もちろん嬉し涙だよ?
慶介ありがとう…
「はい…」
そうして私たちは結婚することになった。