ウソップ童話
ポニー
ポニーは毎回ビリっけつの馬。

おまけに人気もない。

そろそろ引退かな?と無勝のまま、競馬場を去ることになりそうだった。
最後のレースかもしれなかった。

「ドーン!」

大きな音とともに、馬がゲートを出る。

しかし、一頭ゲートから出てこない。

ポニーだった。

ゲートは開いているのだったが・・・・・・・。

なんだか足を変なところに挟んでしまってるようだ。

馬の足は大事なもので、みんなで、なんとかとってあげようとするがとれなかった。

そのまま夜になった。

「今日の所は帰んべ」

ポニーを残して、みんな帰ってしまった。
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