【短】ハピネス
都とアタシが出会ったのは、春休みに短期で入ったスーパーのバイトだった。
アタシはレジ係で昼メイン、都は品出し係で夜メイン、同じお店とは言っても働いてる時間も場所も違ってたけど。
しばらくは話す事もないまま過ぎて、ある日いくつかの偶然が重なって、たまたま上がり時間が一緒になって。
「あの時ミヤが隣りに来て、話した事もないのにいきなり、じゃあどこ行こっか?って。」
「あれなぁ…。どう考えても向いてないのに、じゃんけんで負けてしぶしぶと。ごめん待った〜?ぐらいの勢いで押せ!とか無茶苦茶言われて。かと言ってアレンジする能力もないし。」
「アハハ!確かに嫌々やってます〜なのが態度に出てた。でもちょうどヒナがいて良かったよね?アタシ1人じゃ誘われても、絶対行かなかったもん。」
「あ〜、かるく笑って躱されたなそういや。」
「本当に無気力だったからねぇ…あの頃。」
アタシはレジ係で昼メイン、都は品出し係で夜メイン、同じお店とは言っても働いてる時間も場所も違ってたけど。
しばらくは話す事もないまま過ぎて、ある日いくつかの偶然が重なって、たまたま上がり時間が一緒になって。
「あの時ミヤが隣りに来て、話した事もないのにいきなり、じゃあどこ行こっか?って。」
「あれなぁ…。どう考えても向いてないのに、じゃんけんで負けてしぶしぶと。ごめん待った〜?ぐらいの勢いで押せ!とか無茶苦茶言われて。かと言ってアレンジする能力もないし。」
「アハハ!確かに嫌々やってます〜なのが態度に出てた。でもちょうどヒナがいて良かったよね?アタシ1人じゃ誘われても、絶対行かなかったもん。」
「あ〜、かるく笑って躱されたなそういや。」
「本当に無気力だったからねぇ…あの頃。」