【短】ハピネス
好き〜ミヤver.〜
「良かったぁ。ミヤ、まだ起きてるみたい…。」
アタシ(本村 沙也夏・サヤ)は点々と明かりが灯るマンションの上階を見上げて呟く。
11月に入って1週間。
近付く冬の到来に間に合わせるように、朝夕の気温は徐々に下がり始めている。
夜にもなると一気に冷え込んで、吐く息が白い。
やっぱり、コート着て来れば良かったかな…。
アタシが目指して来た沢口 都(ミヤ)の部屋は2階の右側1番端っこ、201号室。
カーテンの隙間から、まだ明かりが洩れている。
ケータイで時間を確かめると、いつの間にか夜中の0時を過ぎてAM0:20。
そろそろ終電も無くなるようなこの時間。
都がもう寝ているかも?って当たり前の疑問にここに来てようやく思い当たる。
…ダメだな、また周りが見えなくなってる。
アタシ(本村 沙也夏・サヤ)は点々と明かりが灯るマンションの上階を見上げて呟く。
11月に入って1週間。
近付く冬の到来に間に合わせるように、朝夕の気温は徐々に下がり始めている。
夜にもなると一気に冷え込んで、吐く息が白い。
やっぱり、コート着て来れば良かったかな…。
アタシが目指して来た沢口 都(ミヤ)の部屋は2階の右側1番端っこ、201号室。
カーテンの隙間から、まだ明かりが洩れている。
ケータイで時間を確かめると、いつの間にか夜中の0時を過ぎてAM0:20。
そろそろ終電も無くなるようなこの時間。
都がもう寝ているかも?って当たり前の疑問にここに来てようやく思い当たる。
…ダメだな、また周りが見えなくなってる。