忘れたいけど忘れたくない人
それから付き合うことになってもゆうとの夢は見ていた
夢の中ではゆうとがいるたびに私はゆうとに夢中だった
ゆうとの夢のことはB君のことは言わなかった
三年生になるとB君とはクラスが別になりあまり喋らなくなった
回りも自然消滅が流行りだしても私もだ〜と思っていた
夏ごろに群馬に戻ることが決まった
秋ぐらいにクラスの男子から「ミサはまだBと付き合ってるん?」
「自然消滅♪」
「えっ?Bは付き合ってると言ってたよ…」と野球部から聞いてその日の昼休みにB君に会ったら…