私の執事様=夢の王子様?
―フランス語無事に終了。
「悠~♪」
「星花さま。お車にお乗りください。」
「敬語はだめ~!」
「でも・・・。やはり無理でございます。」
「うぅ~しょうがない。」
「ありがとうございます。」
「でも、悠は私服の方がいいね。」
「まことに、ありがとうございます。」
そう。
悠の私服は
とっても・・・
かっこよかった。
車に乗り込むと
私の胸は“ドキドキ”
でいっぱいだった。
だって、初めてだもん♪
いつも、
いつも、
メイドさんたちが買ってくる服を着ていたから。
本当に悠には感謝しているよ♪
ありがとう。
わがまま言ってごめんなさい。。
―でもね、私のわがままのおかげで
もう一回めぐり会えたね。
私は、悠に会えてよかったよ。