ずっと片想い〜先生…あなたに〜
『ま、いいけど。
って俺もたいした用じゃなくてさ、明日、担任の山崎先生と一緒にHR行くからなってだけだよ。』


「そっか。
待ってるよ、副担さん?」

『おぅ。
少し話したかっただけだから…。
休み最後の日、みんなで楽しんでこい!
あ、帰りは幹太に送ってもらえよ?』


「うん。ありがとうー!」


電話を切り部屋に戻る。

中では今度は有が大熱唱…。


あ、声裏返った…。




最後、電話を切る時に言ってくれたんだ。


『本当は俺が送ってやりたいんだけどな。』









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