ずっと片想い〜先生…あなたに〜
後10分もない昼休み…。


先生と2人、4月の暖かい…いや、暑く感じる程の日差しの中で肩たたきをした。


先生…?

私の事

ここで待っててくれてたの?


何考えてた?


「先生、今日から本当に肩もみするなら昨日の夜でも電話くれたら良かったじゃん?」


「お前こそ今日来るか迷ってたんなら電話してくりゃいいだろ?
俺は来ると思ってたし!」


「うん…。
でも、電話は…。」


「だーかーらぁ!
サユが気にする事じゃないって言ってんだろ?
サユが話したい時に電話くれたら俺も嬉しいんだし!」


気にする事じゃないか…。
先生の事が好きなんだから…。

気にしないなんて無理だけどね。


私と話せるの嬉しいって
その言葉が嬉しいし。


昨日見た、プリクラを貼っててくれた事。


そんな事、聞かなくてもいいくらいに
先生との間に穏やかな空気が流れてたんだ。








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