ずっと片想い〜先生…あなたに〜
『サユってさ、九州の専門学校に進路決めてんだったよな?』
「うん。10月にね、スポーツ推薦の入試面接があるんだ。」
『そっか。
奈保は関西の大学だろ?幹太は地元で就職?有は?』
「有は関東の大学だって。
幹太、大学からも誘いがあったらしいんだけど、お母さんに少しでも早く楽させてあげたいからって就職するんだって。」
『幹太らしいな。』
「うん。
幹太らしい。でも色々と悩んでるよ。やっぱり大学野球したいんじゃないかな。
ねぇ……先生?私が卒業したら寂しい?」
『…そりゃな。寂しい…かな?
でも、卒業したら…。
………………早く卒業するんだぞ。』
「うん。10月にね、スポーツ推薦の入試面接があるんだ。」
『そっか。
奈保は関西の大学だろ?幹太は地元で就職?有は?』
「有は関東の大学だって。
幹太、大学からも誘いがあったらしいんだけど、お母さんに少しでも早く楽させてあげたいからって就職するんだって。」
『幹太らしいな。』
「うん。
幹太らしい。でも色々と悩んでるよ。やっぱり大学野球したいんじゃないかな。
ねぇ……先生?私が卒業したら寂しい?」
『…そりゃな。寂しい…かな?
でも、卒業したら…。
………………早く卒業するんだぞ。』