ずっと片想い〜先生…あなたに〜
「ちょ…ちょっと!
ノックくらいしてって言ってんじゃん!」


ドアが開いて立ってたのは


お母さん…。


呆然と立ち尽くしてる感じだった。


「…………………。」


「お母さん?用が無いなら出てよ。私、電話してるし。」


「……誰と話してるの?」

「関係ないじゃん。」


「そう……。」


『サユ?おーい?
どうかしたのかぁ?サーユー?』


今のコッチの状況を知る由もない先生が
何度も私の名前を呼んでるのが、手の中の携帯から聞こえた。












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