ずっと片想い〜先生…あなたに〜
「わりぃ!お待たせー。あれ?先生も居た。お疲れっす!
紗由、行くか?」


「ん。先生は帰るの?」


「あぁ、帰るよ。
気を付けて帰れよ?」


「はい。お疲れっすー。
紗由は家に寄るか?
寝る時、俺のジャージでいいならそのまま行こう?」


「うん。幹太の借りる。」

先生に手を振り私と幹太は自転車置場に向かって歩きだそうとした。


「なぁ?そのクリスマスパーティーとやらは泊まり?」

先生の声に振り返る。


「うん。」


「そっか…。
あんまりはめ外すなよ?」

「「はいー。」」


暗くてハッキリ見えなかったけど、先生、悲しい顔してた?


それともやっぱり、どうでもよかった?








< 50 / 278 >

この作品をシェア

pagetop