ずっと片想い〜先生…あなたに〜
いつもの様に言いたい事を言った奈保は私達3人を残して、さっさと宿泊先のホテルまで歩いて行ってしまった。



―――――
――――――――…。


「ほら。紗由行くぞ?」


「は?行くぞって何で幹太と?」


「ばか、あいつらは2人にしてやるべきだろ?」



奈保と有は既にエレベーターに乗り込んでる。


確かに、私と幹太はお邪魔だわね。

あの2人も、お泊まりなんて、こんな時じゃないと出来ないだろうし。


「おっけ!行こうっ!」


私と幹太も続いてエレベーターに。


幹太と同じ部屋に寝るなんて、初めてじゃないし。





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