恋スル運命
そう思ったのは最初だけだった。
なんだかにこやかに笑う社長。
社長と知り合い?
そんな時、海偉が私を指さしてきた。
社長も振り返り、私を見てくる。
社長にお辞儀をしながら色々考える。
アイツ、社長に何言ったの?
顔をあげると社長が近付いて来て、背筋がピンと伸びた。
萌花はおろか他の化粧品会社のスタッフも社長の登場に注目してる。
『君が皆見さん?カイさんの知り合いなんだって?』
カイ……さん!?
社長が“さん”付けで呼ぶなんて、一体彼は何者??
「知り合いといいますか、その……」
まさか社長に合コンで会った人ですなんて言えるわけもない。
『君は今日何時上がり?彼を食事に誘ったら、君も一緒なら行ってもいいって言うんだよ。
私としては彼と仕事の話をするのにどうしても必要な時間なんだ』
つまりあれですか。接待に付き合えと?
なんだかにこやかに笑う社長。
社長と知り合い?
そんな時、海偉が私を指さしてきた。
社長も振り返り、私を見てくる。
社長にお辞儀をしながら色々考える。
アイツ、社長に何言ったの?
顔をあげると社長が近付いて来て、背筋がピンと伸びた。
萌花はおろか他の化粧品会社のスタッフも社長の登場に注目してる。
『君が皆見さん?カイさんの知り合いなんだって?』
カイ……さん!?
社長が“さん”付けで呼ぶなんて、一体彼は何者??
「知り合いといいますか、その……」
まさか社長に合コンで会った人ですなんて言えるわけもない。
『君は今日何時上がり?彼を食事に誘ったら、君も一緒なら行ってもいいって言うんだよ。
私としては彼と仕事の話をするのにどうしても必要な時間なんだ』
つまりあれですか。接待に付き合えと?