恋スル運命
オートロックになってる内玄関に鍵を差し込み中へと入る。
そしてエレベーターに乗り込んで8階のボタンを押した。
部屋の鍵を開けて玄関へ入るとパッと自動でつく照明。
リビングへ向かうまでの廊下も私に反応してポッ…ポッ…とライトが灯る。
リビングに入り、大きな窓の前へと歩く。
ロールカーテンを降ろそうとして見る外の景色。
ここを譲り受けて来た時、ここから見た景色がどこよりも一番綺麗だと思ってた。
けれど
今日見せられたあの景色の後だと、とても劣って見えた。
海偉の言葉を思い出してまた胸が高鳴る。
また会いにくると言った海偉をはっきり拒絶しなかったのは、私もまた会いたいと思い始めているからなんだ。
はっきり会いたいと思う気持ちに今、気付いた。
じゃあ会いたいと思うのは何で?
何となく当てはまる感情を知っていた。
だけど認めるにはまだ早い。
そしてエレベーターに乗り込んで8階のボタンを押した。
部屋の鍵を開けて玄関へ入るとパッと自動でつく照明。
リビングへ向かうまでの廊下も私に反応してポッ…ポッ…とライトが灯る。
リビングに入り、大きな窓の前へと歩く。
ロールカーテンを降ろそうとして見る外の景色。
ここを譲り受けて来た時、ここから見た景色がどこよりも一番綺麗だと思ってた。
けれど
今日見せられたあの景色の後だと、とても劣って見えた。
海偉の言葉を思い出してまた胸が高鳴る。
また会いにくると言った海偉をはっきり拒絶しなかったのは、私もまた会いたいと思い始めているからなんだ。
はっきり会いたいと思う気持ちに今、気付いた。
じゃあ会いたいと思うのは何で?
何となく当てはまる感情を知っていた。
だけど認めるにはまだ早い。